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長州での龍馬、お龍のつかの間の休息。そして、龍馬が土佐に移動するときの別れの言葉。これが、次に会うことの無い永遠の別れの言葉になるとは・・・。


【作戦変更?武力倒幕の準備・・・龍馬変り身の早さ?】

 先週のドラマにあったとおり、大政奉還に向けて周旋していた龍馬ら土佐藩は、イカルス号事件に巻き込まれ、活動が停滞してしまいました。
 今回のドラマでは、大政奉還周旋開始かと思ったら、冒頭から龍馬はミニエー銃を購入し、土佐に持っていこうとしましたが、何故なのでしょうか?龍馬にどんな考えの変化があったのでしょうか?
 史実では、イカルス号事件の前後から、各藩の動きがどんどん変化を見せています。この各藩の変化に、龍馬は、戦い無しの大政奉還の可能性が低くなっていくことを感じ取ります。その結果のミニエー銃の購入でした。
 以下に、イカルス号事件前後からの2,3ヶ月の各藩の動きを含めた史実を時系列で紹介したいと思います。急激に時勢が変化していくことが、わかります。

●慶応3年7月
 薩摩藩は、武力倒幕の藩論で一致。長州藩との関係を強化するため、西郷隆盛や大久保利通らは、京都で内々に調整を開始しました。

●8月14日付 龍馬、三吉慎蔵宛書簡
 龍馬は、寺田屋事件での同士である長州藩士三吉慎蔵に次の内容の書簡を発信しました。(現代語訳で)

薩摩は、幕府と一戦を行おうとしているが、先ごろ土佐の後藤象二郎が京都に出向いて、西郷、小松と約束して同盟を結んでいる。私は、これから長崎で蒸気船を手に入れます。もし、幕府との戦が起こりそうな時は、長州、薩摩、土佐の軍艦を集めて威嚇すれば、戦う気は無くすでしょう。

・・・龍馬は、平和裏の大政奉還の実行を進める一方で、幕府の戦意を喪失させるためにも、軍艦の準備は必要という認識を持ち始めたのです。

●8月21日付 木戸孝允(桂小五郎)、龍馬宛書簡
 長州藩木戸孝允が、龍馬に対し“武力なしの大政奉還は困難”との認識を書簡で伝えます。それも皮肉を交えて。(現代語訳で)

西洋では、武力を使って世の中を変えることは当然のことで、相手にダメージを与えないのは、老婆の口げんか位です。老婆の口げんかでは、何も変わらないのですよ。

●8月末頃
 土佐でも、武力倒幕を提案する動きが出てきます。しかし、あくまでも戦い無しでの大政奉還を考える後藤象二郎は、武力倒幕論を一蹴。9月1日には、朝廷説得のために京都に向かいます。

●9月14日
 龍馬は、突然長崎のオランダ商人からライフル銃1300丁を購入します。それを広島の芸州藩の蒸気船震天丸に乗せて、出向。一体何のためか?目的は、この銃を土佐藩に持って行き「万一の武力倒幕が始まった際、土佐藩が他藩から乗り遅れないように、準備を進めよ。」と購入を迫るためなのです。

・・・龍馬は、数日の間で他藩の状況を把握し、土佐藩に武力倒幕の準備をさせるために行動を開始したのです。なんともすばやい行動でした。

●9月17日
 薩摩の大久保利通が長州藩入りし、木戸貫治らと会談。翌日には藩主の毛利敬親らに接見し、薩摩と長州は、武力倒幕の方向で盟約を締結。同じくして、芸州藩も武力倒幕に参加することになり、武力倒幕の勢力が増大します。土佐藩は、取り残されることとなりました。

●9月20日付 龍馬、木戸孝允宛書簡
 龍馬は、8月21日付の木戸孝允からの書簡の返事を書きます。龍馬の考えが変わったような内容です。(現代語訳で)

先日の手紙の件、良く理解しました。従って、私の一存ではあるものの、銃千丁を買って芸州藩の船で運んでいます。移動中に長州に寄りましたが、そのとき伊藤俊介から、薩摩の大久保が使者になって長州を訪ねたことを聞きました。
これから土佐に帰り、乾退助(後の板垣退助)を要職に着かせ、京都にいる後藤象二郎を土佐に帰すか、長崎に行かせることとします。


・・・龍馬は、もはや説得のみでの倒幕は、どの藩も協力してくれないことを痛感しました。そこで、木戸に対し、「後藤を失職させ、乾退助を要職に着かせる。」という考えを示したのです。
乾退助は、この時武力倒幕派であり、陸軍の軍事強化を図っていた人物であり、この文章だけを読むと、龍馬は武力倒幕を容認したとも思える内容です。しかし、本心ではなかった。。。

●9月24日
 龍馬は、ミニエー銃と一緒に芸州藩の蒸気船震天丸で土佐に入ります。家老の渡辺弥久馬らと会談し、他藩の現況を報告。危機感を抱いた渡辺らは、龍馬が持参したミニエー銃購入を決断します。


 龍馬は、木戸孝允に後藤象二郎の失職案などを示したり、ミニエー銃など武器の購入を行ったりしていますが、これは、武力倒幕派を安心させるためのカモフラージュだったり、万一のための保険だったのです。龍馬は、あくまでも平和裏の大政奉還を目指したのでした。




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